縁は結び直さないといけない

WEB法話

先日、20数年前に修行させて頂いていた大阪伊吹道院の先代道院長、伊瀬一先生の十三回忌法要が営まれたので参列してきました。

そこで導師を勤められた鈴木義孝先生の法話の「縁は結び直さないといけない」というお話がとても心に響きました。

参列した大阪伊吹道院縁故の拳士は伊瀬道院長のご指導を受け、そのご縁で世代を超えて強い絆で結ばれています。

しかしその絆も放っておいたのでは緩んでしまいます。だから時々結び直さなければならないのです。

今回の様な機会に縁のある者が集まり故人を偲ぶことで、縁の結び直しをする訳ですね。

そう言えば昨年の夏に30年ぶりに中学校の同窓会がありました。それをきっかけに再び縁が繋がった同級生がいて、先日も何人かで集まって食事をしたのです。とても楽しい時間を過ごしました。

これも縁の結び直しなのでしょう。

縁の結び直し、そしてその前の縁を結ぶ活動。大切にしたいですね。

道院の中では、少林寺拳法の修練で苦楽を共にする事で自然に絆は深くなっていくのですが、もう少し視野を広げて道院を中心として拳士以外の人との縁を結ぶ活動をしてみても良いのではないかとぼんやりと考えていた所でしたので、鈴木先生のお話が心に響いたのかもしれません。

これを機に、具体的に「縁を結ぶ」活動を始めてみようと思います。