道院長、コーチングのプロになる

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道院長の森崎です。

道院長紹介のページにも追加しましたが、僕はコーチングのプロになりました!

一般財団法人少林寺拳法連盟が開設したコーチング指導者育成コースを第1期生として受講し、アシストコース、プロコースと学びを続けた結果、プロ・コーチとしての資格であるコーチング・マイスターに認定されました。

コーチングとは何か?

「コーチング」という言葉は聞いたことがあるという方も多いと思いますが、実際にどんなことをするのかはよく知られていないと思います。

自分もそうでしたからね💦

コーチングとは簡単に説明すると「対話を使って大切な人の目標達成や課題解決のサポートをする技術」ということができます。

「大切な人」とは、「門下生」「後輩」「部下」「依頼者」などのコーチングの対象となる人々です。
(我々はクライアントと呼びます)

「対話を通して」とは、まさにその通りで、クライアントの話を聞きながら、その人の現状とゴールを確認し、確実にゴールに到達するための方法を探していきます。

ここでポイントになるのはコーチがクライアントにアドバイスをしたり答えやヒントを示すのではなく、コーチが質問をすることでクライアントに考えてもらうということです。

コーチングの例

それではコーチングがどのように行われるのかをものすごく簡単に紹介しましょう。

クライアントの目標(テーマ)は「境港から東京に安く行きたい」とします。

コーチ「テーマはなんですか?」
クライアント「出来るだけ安く東京に行きたいんです」(ゴールの確認)
コーチ「予算はどれくらいですか?」
クライアント「これくらいです」(現状の確認)
コーチ「出来るだけ安く東京に行く方法はどんな方法が考えられますか?」
クライアント「インターネットで調べてみると情報が見つかるかもしれません」
コーチ「他にはありませんか?」(選択肢をいくつか挙げてもらいます)
クライアント「旅行代理店に聞いてみるとか」
コーチ「良いですね。他にはないですか?」
クライアント「本で調べてみるとかですかね?他にはちょっと思いつかないですね」
コーチ「では、以前利用した方法で安く行けた方法はありませんか?」(視点を移動してみました)
クライアント「往復割引切符を利用したことがあります。けれど今はもうそのサービスは廃止になりました」
コーチ「それは残念ですね。では助けてくるような人は知り合いにいませんか?」(ここでも視点の移動です)
クライアント「そういえば友人がよく東京に出張に行っているので、良い情報を知っているかもしれません」
コーチ「それは心強いですね。他にはいませんか?」(また選択肢を挙げてもらいます)
クライアント「別の友人がトラックの運転手をしていて、東京にも行くと言ってました。頼んだら乗せてくれるかなぁ」
コーチ「いくつかアイデアが出ましたが、どれからやってみますか?」(意思の決定ですね)
クライアント「まずは運転手の友人に相談してみます、次に出張の多い友人に相談して、その次にネットで調べてみようと思います」
コーチ「良い情報が見つかった良いですね。頑張ってくださいね!」(応援します)
クライアント「分かりました。ありがとうございます!」

ものすごく簡単なコーチングセッションの例でした?

なんとなくイメージしてもらえたでしょうか?

なぜ質問するのか?

コーチングではコーチがクライアントに質問をしてクライアントが自分で考えて答えを出していきます。

コーチが教えてあげたら手っ取り早いのでは?

と思われるかも知れませんね。

でも、実際のテーマはこんなに簡単ではないのです。

そして重要なことですが、実際に行動するのはクライアントです。

クライアントのモチベーションを高めるためにも、クライアントが自分で考えて自分で決めることがとても大切になります。

なのでコーチは指導したりアドバイスをすることよりも、質問することでクライアントの中から答えを導き出し、決定をサポートすることを重要視しているのです。

コーチングで何ができるのか?

前にも述べたようにコーチングはクライアントの目標達成や課題の解決をサポートします。

例えば「もっと条件の良い職場に転職したい」「道院の拳士を増やしたい」「希望の大学に進学したい」「事業を拡大したい」というものから「自分の強みを知りたい」「人間関係の改善」「リーダーとして成長したい」「A案にするかB案にするか決めたい」など幅広いテーマが対象になります。

これらのテーマを「コーチングの例」のようなコーチングのセッションによってサポートしていきます。

また、1回のセッションで終わるよりも、定期的に複数回のセッションをすることで迅速にゴールに到達する可能性が高くなります。

コーチはクライアントがゴールに到達するまでしっかりとサポートします。

コーチングの対象にならないもの

幅広いテーマがコーチングの対象になりますが、コーチングの対象にならないものもあります。

例えば「悩み解消」「不安解消」や心理療法や精神医療の対象になるようなものはコーチングの対象になりませんので専門家に対応してもらうことをお勧めします。

コーチングを受けるにはどうすれば良いか

ここまで読んでコーチングに興味を持たれたら実際にセッションを受けてみることをお勧めします。

「論より証拠」で、その効果や可能性を感じていただけることでしょう。

もし森崎のコーチングセッションをご希望いただける場合は問い合わせフォームよりご連絡ください。

今のところ1時間のセッションを無料で体験していただけます。

問い合わせフォームの題名は「コーチングセッション希望」としてください。

また、「メッセージ本文」に簡単な相談内容を記入してください。

日程を調整したのちにセッションを行います。

守秘義務は厳守します。セッションで伺った内容を他言するようなことは決して行いませんので安心してください。

 

今後もプロコーチとしてコーチング視点での内容も投稿していきますのでお楽しみに。