評価するのをやめて、ありのままを受け入れてみる
鳥取県米子市で少林寺拳法を指導している米子祇園道院、道院長の森崎です
このブログではあなたの「自分を変えたい」という想いをサポートする記事を中心に配信しています
今回は自分を低く評価している人に向けての内容になります
僕自身も自己評価が低く自信を持つことができなくて辛い思いをした時期を長く過ごしてきました
今回紹介するように考え方を変えてみたことろ、心がずいぶん軽くなったので皆さんの役に立つ内容だと思います
◆評価、評価の現代社会
学校や職場など集団の中で生活をしていると他人からの評価がつきまとうものですよね
学校では先生から学業成績を評価され
職場では上司から仕事の内容を評価され
友達からも「あいつはこんなやつ」などと評価され
あるいは家庭でも評価されることがあります
昔から「誰かに評価されること」、「誰かを評価すること」が繰り返されているせいか
いつの間にか評価したり評価されたりする事が当たり前になっているようにも思います
そしてそれは自分自身や自分自身に起こるあらゆる事を評価すると言う事にもなります
疲れますよね
◆評価は大切であるけれど
確かに学校や職場では個人の成績を数値化して評価する事が必要な場合があります
学校では学習の理解度を試験の点数で数値化して評価します
また生活態度などもその対象になることもあります
これによって学習の励みにしたり進学の参考資料にしたりするわけです
職場では業務成績や勤務態度などを評価することで給与や賞与、昇進を決めるための参考資料としています
これらは客観的なデータとして公平に物事を決めたり、自分の現状を知るためにも必要な評価と言えます
人生を向上されるために上手に活用したらいいと思います
しかし、自分自身や自分に起こる様々な出来事を「良い」「悪い」「プラスだ」「マイナスだ」と評価しすぎるのは考えものです
物事を評価すると、どうしても良くない方に目が行きやすくなり、ただでさえ日本人は自己評価が低くなりがちなのに、さらに自己評価を低くするキッカケになる可能性が高くなるからです
※日本人の自己評価が低い原因についてわかりやすくまとめたサイトを紹介します
「日本人の自己肯定感が低い4つの原因|謙遜・真面目・親のせい? 〜ビジネスのためのWeb活用術より」
◆事実だけをありのままに受け入れる
だから自分自身について何でもかんでも評価する習慣をやめることをお勧めします
仮に自分に足りない部分があったとします
例えば「説明が下手」とします
これを「自分は説明が下手だからダメだ」と評価すると「ダメだ」の部分に着目してしまい「説明が下手でダメな自分」と言う感情が固定されてしまいます
そうではなくて、単に「説明が下手」と言う事実を「良い」とか「悪い」とか評価せずに受け入れてみましょう
すると「説明が下手なら上手になればいい」と言う解決策が見えてきます
そうすると「説明が上手になるための参考書籍を買って読んでみよう」などと具体的な解決方法も思いつきます
あとはそれを行動すれば良いわけです
◆事実だけを受け入れる訓練方法
「そう言われればそうかも知れないけれど、そんなに簡単には行かないよ」と言う人もあるでしょう
確かに一度染み付いた考え方を変えることは簡単ではありません
なので別の方法で訓練をしてみることをお勧めします
それが「迷走」
間違えました 「瞑想」 です
ちなみに、少林寺拳法の修練の始めには必ず鎮魂行をおこないます
教典を唱和し、途中で数分間の瞑想(実際には瞑想とは呼んでいませんが、分かりやすくここでは瞑想としておきます)を行います
静かに目を閉じて、少林寺拳法独自の呼吸法を繰り返します
この時に周囲の音や足の痛みが気になったり、様々な雑念が湧いてきたりします
以前の僕はこの時に「うるさいなぁ」とか「足が痛い、ダメだ」とか思ったり、湧いてきた雑念を抑えようとしたりしていました
それが新たな雑念になり心が乱され瞑想に集中できないことがありました
まさに迷走…
そんなある時に知ったマインドフルネス瞑想を参考にして、瞑想中の雑念などを評価せず、事実として受け入れて観察する事にしてみました
すると心がスッと落ち着き、心の乱れが短時間で整う感覚を得ることができました
さらに自分自身についても評価する事が少なくなり気持ちが随分楽になりました
なので数分間でいいので目を閉じて呼吸に意識をむけた瞑想をしてみることをお勧めします
湧いてきた雑念を評価せず、そのまま受け入れる訓練をしてみましょう
きっと効果があるはずです
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