「自己否定」をしない
鳥取県米子市で少林寺拳法を指導している米子祇園道院、道院長の森崎です
このブログではあなたの「変わりたい」をサポートする記事を中心に配信しています
今回は「変わりたい」と思う時に自己否定をしてはいけない、と言う話です
さて「自分を変えたい」という思いは誰にでもあると思います
その思いの動機とは
とんでもない失敗をしてしまった
ひどく辛い思いをしてしまった
というネガティブな体験にあることが多いと思います
その結果
「このままじゃいけない」
「こんな自分じゃダメだ」
と考えて「自分を変えたい」と考えるようになるんじゃないかと思います
確かに強烈にネガティブな体験から自分を変えたいと思うことはとてもよく理解できます
僕自身も大学少林寺拳法部の連盟本部合宿で学生指導員として指導をした時に、思ったように指導することができなくて悔しい思いをした結果
「全然ダメ」
「もっと上手に指導できるようになりたい」
と考えて、半ベソかきながら連盟本部を後にすることが度々ありました
って言うかほぼ毎回でした…
しかし
自分を変えようとした時に「自分は全然ダメだ」と自己否定をすることは良くない事だと思います
なぜかと言うと
自分を変える作業というのは何年もかかるような地道な道のりです
途中で挫折しそうになることがたくさんあります
そんな時に自己否定が原点にあると
「やっぱり自分には無理」
と言うふうに挫折をすることに対して自分自身で理由をつけることが簡単になってしまうと思うからです
なので「変わりたい」と思う動機はネガティブなものであっても
「自分はダメだ」と言うネガティブな思いのままではなくて
一旦冷静になって「出来ている事は何か」「出来ていない事は何か」を客観的に分析してみましょう
すると「今何をするべきか」と言う行動目標が明確になり
「これが出来るようなったら完璧じゃん!」
「完璧じゃなくても1ランク上に上がれるじゃん!」
と言う前向きな考えが出来るようになります
そうなるとちょっとやそっとの困難にも挫折することがなく、モチベーションを高いレベルで維持することが可能になります
僕はこの考え方に変えたことで「出来ていないこと」や「足りないこと」を見つける事がむしろ楽しくなりました
なぜなら、それをクリア出来たら理想に一歩近づくことが出来るからです
自分を変えたいと言う動機はネガティブなものであっても構いません
でも、そのままではなくて問題点を明らかにして行動目標を明確にしましょう
あとはそれを解決するだけです
「自分を変える」と言うのはその作業の繰り返しなのだと思います
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