「過去の後悔」や「将来の不安」を解消するためのヒント

2022年3月13日WEB法話,自分を変える

鳥取県米子市で少林寺拳法を指導している米子祇園道院、道院長の森崎です

このブログではあなたの「自分を変えたい」と言う想いをサポートする記事を中心に配信しています

 

さてあなたは過去の失敗を思い出して後悔してクヨクヨしたり、将来の行く末に不安を感じたりしていないでしょうか?

僕はしょっちゅうあります

「なんであの時あんなことをしてしまったんだろうか…」

「あの時にあぁしておけば結果は違ったんじゃないか…」

ふと過去の黒歴史を思い出して落ち込んだり

「この先、自分はどうなるんだろうか…」

と将来の事を考えて漠然と不安になったり

そんな事、日常茶飯事です

 

とは言っても、いつまでもクヨクヨしていたり、不安を引きずっていても何もいい事はないので、できるだけ早く頭を切り替えるようにしています

今回は過去の失敗にクヨクヨしたり、将来に不安を感じたりした時にどのように頭を切り替えるのか、僕なりの方法を紹介してみようと思います

◆過去の「事実」は変えられないけれど、その「解釈」は変えられる

僕は自分でも呆れるほどおっちょこちょいなので、過去にたくさんの失敗をしてきました

中には思い出すたびに後悔したり反省したりしつつ気分が落ち込むようなことも数多くあります

でもどんなに後悔しても、反省しても、やってしまった事実は消すことができませんし、変えることもできません

今クヨクヨしてもどうしようもないのです

でも過去の事実は変えることが出来なくても、その解釈は変える事ができます

「あの時にあんな事をしてしまった、なんて自分はダメな人間なんだ」

という考えを改めて

「あの時はあんな事をしてしまったけれど、今はそれは良くない事だと分かる。それだけ今の自分は成長できている」

と考えたり

「今度同じような状況になった時に同じ失敗を繰り返さないための教訓となった」

と考えたりして前向きになれるように解釈を変えてみるのです

最初は難しいですが、慣れると考えの切り替えが早く出来るようになります

◆「将来の不安」は「今するべきことのヒント」と考える

「一寸先は闇」とはよく言ったもので、将来というものは誰にもわかりません

分からなからこそ不安を感じるのです

例えば、将来の経済状況について不安があるとします

「老後の生活資金は2千万円も必要だって言うけど、老後までににそんな生活資金を準備できるだろうか…」

と言う不安は多くの人が抱えていることと思います

その不安を抱えたまま何も行動しなければ、その不安は永遠に解消されることはありません

将来の生活資金に不安があるのであれば

お金の勉強をする

とか

副業を始める

とか

もっと収入の良い仕事に転職する

とか、いくつか方法を思いつくはずです

もし健康の不安があるとしたら

酒やタバコを控える

とか

食事に気を遣う

とか

運動を始める

とか、やはりいくつか方法が見つかるはずです

つまり

今抱えている「不安」は「今自分は何をするべきか」を考えるためのヒントだと考えればいいのです

◆まとめ

  • 過去にしでかした事は一旦受け入れて、その解釈を前向きに変える練習をしよう
  • 今抱えている不安は、今行動するべきことのヒントと考えて、今なにが出来るかを考えよう

何も行動せず、後悔と不安を抱えて生きる続ける事は不毛です

僕はこの様に考え方を変えてから後悔や不安を長く引きずる事が少なくなりました

もしもあなたが僕と同じような状況にあるなら今回の内容を試してみてください

きっと効果があると思います