健康な心を手に入れる

人は誰でも心の中に不安を抱えて生きているも。多少の不安は「努力のモチベーション」にもなると言う意味で必要なものだとも言えます。
しかし不安が一人では抱えきれないほど大きくなってしまうと様々な不都合が現れ、心の健康を害してしまうこともあります。
不安が大きくなる原因の一つとして「自信のなさ」があります。
少林寺拳法の修練を通して「本物の自信」を身に付けることによって不安を抑え、心の健康を保つ事ができます。

○初歩から段階的に学んでいくので上達を実感しやすい教育システム
少林寺拳法では世界共通の「科目表」に沿って技法を学んでいきます。科目表に指定された技法を習得し昇格試験に合格すると次の段階の技法を学ぶ事になります。
このようにして初歩の技術から段階的に高度な技術を学ぶ教育システムを「漸々修学(ぜんぜんしゅうがく)」と呼んでいます。
初めは出来なかった技が出来るようになる。出来る技が少しづつ増えていく。という体験を通して自然に自信をつける事が出来るのです。

○創始者、宗道臣の教え
少林寺拳法創始者、宗道臣は「人間は成長し変化する可能性を持った種子である」と説きました。
人間は誰でも成長し、変化する可能性を持っている。これが少林寺拳法での人間観の基本です。
そして人間が成長し変化するきっかけ(縁)のひとつが少林寺拳法であり、少林寺拳法の修練を通して自分自身が「可能性の種子」である事を体感できるのです。
もしもあなたが「今よりも成長したい」「違った自分を見つけたい」と思うのであれば少林寺拳法を試して下さい。

○少林寺拳法の修練で自信が得られる「円の効果」
少林寺拳法の修練の結果、技が出来る様になると自信がつく。
自信がつくと勇気や行動力が湧いてくる。
その勇気や行動力を他人や社会の為に使う。
その喜びがさらに大きくなって自分に返ってくる。
それが新たな自信に繋がる。
始めは小さな自信がやがて大きな自信に繋がる好循環を繰り返す中で人間は成長して行く事が出来ます。
少林寺拳法ではこの「円の効果」を大切にしています。

○「苦」からの解放を目指した釈尊の教え
仏教の祖である釈尊(シャカ)は人生の一切は「苦」であると痛感して、その「苦」から解放されて安らかに生きる事が出来る方法を求めて出家し、ついにその方法を悟りました。これが仏教の始まりです。
少林寺拳法を主とした修行法する金剛禅はこの釈尊の教えを現代に活かす事を目的としています。
道院では釈尊の教えを共に学び、考えています。